ピクトグラム作っていたら、フォントを作り始めてしまいました。
一旦は欧文フォントで、アルファベット(大文字/小文字)数字/記号のセットでリリースしようと思います。3年ほど前に『Rolachan』ってフリーフォントをリリースしており、今回は2度目の挑戦。
仮名を作ってみたい気持ちはずっとあるんですが、難しいんですよね。
- 英文フォント→それなりに形になって楽しい
- 仮名フォント→アルファベットの12倍は難しい(途中で断念しちゃう)
- 漢字→意味がわからない、作ろうと思う人はおかしい
ってイメージです。
大文字づくり
↓ピクトグラム作ってたらフォント作り始めた人のデータ
ピクトグラム用に作成したグリッドということもあり、Rのアールの大きさや線幅のルールを作りやすいし応用もしやすい。「K」「M」「S」に悩まされながらも大文字のたたき台が完成。「J」「N」「Q」「W」はお気に入り。
大文字の調整
次に、パングラムの文章にして調整。
前回制作した欧文フォント”Rolachan”との違いはこの工程。
これまでは、横線の高さや線の太さなどグリッドのルールに沿って制作してきましたが、ここでは感覚を頼りに柔軟にバランス調整を入れます。空間のある「U」は細くして間伸びしないようにしたり、シンプルな「L」は縦線を太くしてボリュームを出したり、「P」「R」は完全に使いまわさずに幅を少し変えたり。
Rolachanと比較すると、今回のフォントは文字を記号として作るのではなく、文字全体がつながり合うように作ってる感じがして、成長したかもしれない。
角丸の処理やスミ溜まりも加えたいと考えましたが、一旦は装飾を加えずに編集しやすいデータにしていきます。